開業までの道のり
税理士法人プラスワイ
〒651-0086
神戸市中央区磯上通6丁目1-14
ベルシア神戸三宮401号
詳しい地図を見る>>
[TEL] 078-381-9958
[FAX] 078-381-9984
HOME > 開業までの道のり > 開業コンセプトづくりとスケジューリング編 その2
開業までの道のり
< 開業コンセプトづくりとスケジューリング編 その3 | 一覧へ戻る | 開業コンセプトづくりとスケジューリング編 その1 >
開業コンセプトづくりとスケジューリング編 その2
3.開業のステップ
- | ステップ | - |
---|---|---|
(1) | 目標開業日の設定 理想とする開業日を設定し、その実現に向けて、いつまでに何が出来ていなければならないか、ステップ化することです |
立地診断による開業地の決定 (1)医業コンサルタントの選定 1. コンサル内容の確認 市場調査(診療圏分析) 経営計画書作成必須ほか 2.報酬料金の確認 (2)コンサル紹介者とのネットワーク 1.銀行 ( ) 2.設計事務所 ( ) 3.建築会社 ( ) 4.不動産仲介業者( ) 5.医療機器業者 ( ) 6.検査会社 ( ) 7.リース会社 ( ) 8.社会保険労務士( ) 9.広告代理店 ( ) 10.税理士 ( ) 11.生命保険会社 ( ) 12.損害保険会社 ( ) 13.その他 (ドクター) ↓ 開業予定日[ ] 開業予定地[第1希望 第2希望 ] 診療科[ ] |
(2) | 開業地の選定と市場調査 (診療圏の調査) 物件探しの開始の前に一戸建か、テナントか開業形態を診療方針、目的、時期、自己資金、銀行借入、地域性、診療科目などの自己の諸条件を考え決定します。 |
開業形態の決定 (1)土地+建物購入(内装) 〔土地売買契約書〕〔建物請負契約書〕 (2)土地賃借 + 建物購入 〔土地賃貸借契約書〕〔建物請負契約書〕 (3)土地+建物賃借(内装) 〔土地、建物賃貸借契約書〕 ↓ 購入予定額[ 円](土地・土地+建物・内装工事) 賃借料 [ 円](土地・土地+建物・駐車場) 土地面積 [ 平方メートル] 建物面積 [ 平方メートル] |
(3) | 建築計画の作成と資金調達 建築マスタープラン(基本構想)と詳細な資金計画を作成し構造、規模、機能、デザインなどのハード面と採算などのソフトの面を実現可能かどうか検討します。銀行との交渉(開業全体像のわかる事業計画書の作成)により資金調達のめどをつけておく必要があります。 |
開院計画書の作成と銀行交渉 (1)建物工事見積 → 見積書添付 (2)医療機器(医療消耗品含む)の決定及び見積 ⇒医療機器メーカー(特にX線のメーカー決定重要)見積添付 (3)備品(消耗品含む)の決定及び見積 ⇒事務機メーカー見積添付 (4)開業費、運転資金等の見積 →コンサルと相談(通常1,000万程度) (5)借入額及び返済条件等の決定 →銀行(通常1年据置にて返済) (6)リース会社及び条件の決定 →リース会社(銀行系との比較必要) (7)診療時間、募集スタッフ、給与条件等の確認 ⇒コンサルとの相談 |
(4) | 建築(内装工事)の設計、発注 医院建築の実績のある(医療法の理解、医療機器、電子カルテの設備設置ノウハウ等を熟知した)会社に依頼するのがベターです。 |
建物建築計画の決定 (1)設計士の選定→実績及び報酬確認 (2)基本設計→建物規模,建物配置,動線に基づく各室配置確認 (3)実施設計→保健所報告確認(立入検査担当者) (4)工事見積確認→坪単価60~80坪 (5)建築確認申請→許可まで2週間前 |
(5) | スタッフの面接、採用 開院広告・PRと院内見学会 職員教育 |
建築着工から完成までの期間 (1)人材募集の仕方決定(スタッフの採用計画) ・給与規定、就業規則等作成 〔社労士〕 ・募集方法の確認 職安、集合広告 → 社労士及び広告代理店へ依頼 ・選定方法及び日程の確認 履歴書 → 郵送先確認(コンサル会社へ郵送) 履歴書審査 → 面接者選定(先生,奥様,コンサル同席) 面接場所の確保 → コンサル場所確保 面接立会 → 質問事項チェックリスト採用(先生,奥様,コンサル) 人材確定通知 →決定者は決定当日電話連絡、決定者以外は郵送 (2)広告、看板の決定(外注) ・ロゴマーク、名称 ・開業チラシ、DM ・認知看板、導入看板、電柱看板 (3)検査会社等の決定 ・検査会社 ・医療廃棄物業者、清掃会社 ・警備会社 (4)リスクマネジメント ・生命保険の加入(開業前) ・損害保険の加入(開業前) |
(6) | 行政上関連の諸手続 医療法上の「診療所開設届」と、社会保険上の「保険医療機関指定申請書」承認がワンセットで完了し、診療所との開業が可能となります。届出のタイミングを考慮することです。 |
建物完成後から開業までの期間 (1)医師会への入会 →入会金の確認早目に (2)保健所開設届〔開業前月15日まで〕 →必要書類一覧表提示 (3)社会保険事務局〔開業前月20日まで〕 →必要書類一覧表提示 (4)税務署への各種届出 (5)スタッフトレーニング〔開業2週間前〕 →レセコン、医機操作等 (6)マナー研修会〔開業1週間前〕 (7)会計処理体制の構築 (コンピューター化) 帳簿組織(給与システム・財務会計システムの導入検討 |
(7) | 集患力向上のサービス (1)好印象を与える接遇 (2)患者が満足 |
開業 |
< 開業コンセプトづくりとスケジューリング編 その3 | 一覧へ戻る | 開業コンセプトづくりとスケジューリング編 その1 >